日本にはいろんな粉物料理がありますが、「お好み焼き」「たこ焼き」などが人気ですよね。
そんな粉物料理ですが、京都では「ベタ焼き」という料理が人気となっています。
このベタ焼きですが、見た目がお好み焼き風なので、違いが分かりにくいのも事実。
そこで、ベタ焼きとお好み焼きの違いや、ベタ焼きの簡単な作り方について紹介します。
ベタ焼きとお好み焼きの違いは?
それでは「ベタ焼き」と「お好み焼き」の違いを紹介します。
お好み焼きも「関西風」と「広島風」がありますので、その違いも紹介します。
まずは、お好み焼きから。
関西風のお好み焼きは、小麦粉で作った液状の生地にキャベツなどの具材を入れて混ぜ合わせてから焼いたものです。
混ぜ焼きとも呼ばれていますね。
ここに焼きそばを入れたものが「モダン焼き」と呼ばれています。
次は広島風のお好み焼きですが、これは関西風のように具材と生地を混ぜずに、薄い生地の上に具材を重ねて焼いたものです。
最後にベタ焼きですが、これも具材と生地は混ぜずに、薄く焼いた生地の上に具材を乗せて焼いたものです。
それぞれの定義を見ると違いはこうなります。
ただ疑問なのが、この説明だと広島風お好み焼きとベタ焼きの違いが分かりにくいですね。
見た目も調理法もほぼ同じなので、違いがわかりにくくなっています。
あえて特徴と言うと、ベタ焼きはキャベツの量が多い、麺類を必ず入れる、というものがあります。
ベタ焼きの作り方
ベタ焼きの作り方ですが、基本的にはシンプルです。
まず、小麦粉などでゆるめの生地を作ります。
それを熱した鉄板などに丸く引いて焼き、その上に千切りキャベツ、麺を乗せます。
次に、残りの具材を乗せます。
(豚肉、いか、刻み青ネギ、紅生姜など)
その上に、生地を少しまわしかけてから裏返し、テコで押さえます。
そのまま4~5分間焼いてから、横に卵を割り落し、卵の上にお好み焼きをのせます。
最後に、ひっくり返して、ソースを塗り、粉かつお・青のりを振ります。
うーん、つくづく広島風お好み焼きと似てますね・・・。
まとめ
ベタ焼きを食べたい場合は、京都のお店に行くしかないようですね。
たぶん、他の地域だと普通にお好み焼きとして売ってると思います。